2018.12.04
データで見るファーストロジックー会社編ー
あっという間に、2018年も残り1か月。
ベンチャー企業志望の方は、すでに内定をもらったり、本選考が進んだりしている頃ですね。
どんな企業が自分にとって「良い会社」なのか。
サマーインターンを経て、秋からの本選考を経験し、企業選びの軸を改めて考え始めた方も多いはず。
企業選びの軸としても利用しやすい、客観的・定量的な会社データから、当社が日本の会社の中でどのような位置づけになるのか、
データで見るファーストロジック ー2018年度版 会社編ー として解説していきます。
●0.05%
日本には現在、どのくらい企業が存在していると思いますか?
総務省統計局のデータによると、2016年2月時点で、385万社存在するそうです。
そのうち、「大企業」と呼ばれる企業は、なんと、0.3%しかありません。
大企業・中小企業の区分けはこちらから
さらに。
385万社中、東証一部など日本の市場で上場している企業となると、なんと、3,640社(2018年11月28日現在)。
全体の0.09%と、かなり狭き門なのです。
そして、上場企業の中でもさらに東証一部上場企業を探すとなりますと、2,119社、0.05%と、希少価値がかなり上がります!
当社は2016年2月に東証一部に市場変更を果たし、この0.05%の仲間入りを果たしました。
●47名
これは2018年7月31日付での従業員数です。一部上場企業の中ではかなり少ないほうに分類されます。
では、どれくらい少数精鋭なのか?とみてみますと、東洋経済で発表されていた「正社員が少ない」上場企業ランキングでは、100位以内に入ってくる人数規模です。
メンバーが少ないと、1人あたりの裁量権が大きくなる傾向にありますので、従業員数の多い会社よりも若手にリーダーやマネジメントに携わるチャンスが多いことが言えます。
●6位
四季報調査によると、5期平均・売上高成長率10%以上の企業ランキングでは、なんと6位でした!
6社のうち、金融系の会社が半数を占める中での上位です。
そのほかにも、ロイター通信の分析では、安定性では100点(3720社中1位)、収益性95点(3720社中74位)と高い評価をいただいており、かなり経営状態は安定していることがわかります。
そのほか、安定性の根拠となる数字として、
自己資本比率87.8%、売上高営業利益率45%
このあたりがわかりやすい指標になるかと思いますが、どちらも業界平均と比較すると30%近く差をつけています。
会社全体の経営基盤が安定しているほうが、目先の利益だけにとらわれずに済みますので、経営における戦略的自由度が上がること、また、メンバーにとっても腰を据えて新規の施策や事業にチャレンジできる可能性が上がるということにつながると言えそうです。
いかがでしたでしょうか。
数字から読み取れることは、今日書いたこと以外にもたくさんありますが、今回はわかりやすいところを解説してみました。
企業選びをする際には、ぜひ「決算書」を見て、客観的な数字からその会社がどんな会社なのか、分析みてはいかがでしょうか。
その際には、業界の中でのシェアも見てみると面白いですよ。