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当社について

2023.06.12

エンジニアでも企画から参加できるって本当?

今回は、ファーストロジックのエンジニアがどのように開発の上流工程に参加しているのかを紹介します。上流工程をやりたい!と思っている方はぜひご覧ください。

一般的には、要件定義、基本設計ぐらいが上流工程と言われているものです。ですが、当社では要件定義の前の「要求定義」や、そのさらに前の「企画」からエンジニアが参加します。これは、SIerはもちろん、ITコンサルの会社でも基本は行えないことで、当社のように自社サービスを100%自社開発している会社だからこそできる経験です。

具体的な例として、当社独自の新機能を開発したY.Bさんに話を聞きながら紹介します。

「なにを作るか」を決めるところから参加できる

― どんな機能を開発したのか教えてください。

弊社が提供している不動産投資プラットフォームには「賃貸経営マップ」という不動産投資に役立つデータを地図上で確認できるサービスがあるのですが、そこに空室率を表示する機能を追加しました。空室率のボタンをタップすると、地図にそのエリアの空室率が表示されます。

空室率を表示する機能を開発したY.Bさん

― Bさんはこの開発のどの工程から参加したのですか?

本格的に参加したのはスマホアプリの画面設計をするところからです。ですが、賃貸経営マップにどんな機能を追加すればユーザーの役に立つのか?という企画の部分は、開発部とマーケティング部との間でもうだいぶ長く話し合われていました。

マーケティング部やデザイナーのメンバーと打ち合わせをするBさん

― 企画段階から開発部も参加していたのですね。Bさんが担当した画面設計はどのように進めたのですか?

まず、空室率を地図の上にどう表現すればいいのか決める必要があったので、試作品を作りました。最初はタップした場所の一箇所だけに空室率をマーカー(吹き出し)で表示するようにしてみたのですが、それは使いづらくてすぐに却下されました(笑) 試作品を見ながら話し合って、マーケティング部からも複数のマーカーを表示したいという希望もあり、地図の拡大縮小に合わせて画面中心の複数のエリアに空室率をマーカーで表示することにしました。

複数のエリアに一度に表示することで使いやすくした

自分のアイデアを形にできる

― 操作性もエンジニアが一緒に考えるのですね。他にも工夫したことはありますか?

マーカーがタップされたときに、その空室率が指しているエリアの範囲を塗りつぶすようにしました。これは要件にはなかったのですが、わかりやすいし、何よりも使っていて楽しいと思えたので提案しました。でも、これを実現するにはスマホ端末のOSや性能の違いで実はいろいろと問題があって、最後はデザイナーにも助けてもらってなんとか完成させることができました。

― さまざまな苦労があるのですね。

大変でしたけど、やっぱり自分のアイデアが実際に動くものになるのは楽しいです。前職では、こんなに広い範囲で関わることはありませんでした。自分が作ったものにデザイナーが手を加えてくれて見栄えが良くなるのも嬉しいですね。

自分のアイデアが実際に動くものになるのは楽しい

いかがでしたか? 当社では企画から参加したいという熱意あるエンジニアを募集しています。興味を持っていただけた方はぜひエントリーをお願いします。

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