2024.10.03
より長く働ける会社に!「退職一時金制度」を導入しました
この度、当社に「退職一時金制度」が導入されました!
今回のブログでは、制度導入に携わった人事担当者に、当社の退職一時金制度について詳しく説明してもらいます。
■本ブログでわかること
・退職一時金制度を導入!他社とはどう違う?
・「人材流動性」が重視される時代に退職金制度を用意したワケ
・平均年収も引き上げ!当社が社員に還元できる理由
大企業と比較しても高水準な退職一時金
当社の退職一時金制度は非常にシンプルで、勤続年数に応じた支給額が明確に設定されています。
勤続3年以上:50万円
勤続5年以上:200万円
金額だけを見ても、具体的なイメージが湧かない方も多いかもしれませんが、当社の退職一時金は大企業と比較しても非常に高水準です。参考までに、厚生労働省の「令和3年賃金事情等総合調査」によると、大企業に5年間勤続した場合の退職金の相場は、自己都合退職で59万円、会社都合退職で118万円でした。
また、当社の退職一時金は、退職の理由が自己都合か会社都合かに関係なく、一定額が支給されるという点でも、優遇された制度だと言えます。
「長く働いてもらうため」退職金を用意?
退職一時金制度を導入した目的は「社員に長く働いてもらうため」です。
「退職金を用意したら、むしろ離職のきっかけになるのでは?」と思われるかもしれません。確かにその一面は否定できませんが、離職を検討する場合の節目となりやすい、3年目と5年目のタイミングで「もう少しこの会社で頑張ってみよう」と思えるきっかけを作ることを、より重視しました。
昨今、特にIT業界では「人材流動性」が重視され、転職を通じてキャリアアップを目指す方も多くなっています。しかし当社では、能力の高さだけでなく、人柄が当社の社風とマッチする方に長く働いてもらい、社内で経験を積んで成長してもらうことを大切にしています。
勤続3年目を迎えるころには仕事にも慣れ、徐々に大きな成果を上げられるようになります。5年目までには、重要なプロジェクトやチームをまとめるリーダーを任せられている社員が多く、その後も安定して働き続ける傾向にあります。
長く働いてもらうことで会社から信頼される存在になり、大きな仕事を経験してもらうことで、社員自身の成長を促すという好循環が、結果的に当社の利益にもつながります。こうした長期的なキャリア形成のサポートになればという思いで、退職一時金制度を導入しました。
当社が社員に還元できる理由
ここまでご紹介してきた退職一時金制度の導入と同時に、社員の給与テーブルを改定し、平均年収を増加させる施策も行いました。
当社の平均年収は、売上・利益の成長に伴って増加傾向にあり、今年は過去最高の680万円を記録する見込みです。平均年齢31.2歳(2024年7月時点)と若い会社ですが、年功序列に囚われず成果によって評価されるため、会社の成長とともに頻繁な昇給を実施しています。
将来的な安心につながる退職一時金だけでなく、働いている間の給与も増やすことで、社員が長期的にメリットを感じやすい制度設計を目指しています。
退職一時金の導入や給与の増額は会社にとっては大きな固定費の増加となりますが、それでも当社が社員に還元できる理由には、創業時から無借金かつ、13年連続黒字経営という盤石な財務基盤や、2023年時点で全上場企業中9位という、高い営業利益率があります。
当社は「働きやすさ」と「働きがい」を両立した「プラチナ企業※」にも選出されていますが、こうして頑張ってくれている社員に還元できるのも、会社が利益を出しているからこそです。
※プラチナ企業について、詳細はこちらのブログをお読みください。
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当社では、社員に長く経験を積んでもらうことで大きな成果を出し、得た利益を社員に還元するという好循環を実現しています。
安心して長く働ける環境で成長したいという方は、ぜひエントリーをお願いします!