社風・文化

2025.10.28

企業情報

新卒1期生が代表取締役社長に就任しました!

2025年10月24日に、楽待株式会社は経営体制を刷新しました。
創業者の坂口直大が取締役会長に就任し、新たな代表取締役社長には、新卒1期生であり現マーケティング部部長の藤江良が就任します。
本記事では、交代の背景と、新社長についてご紹介します!

「カリスマ経営者」に依存しない組織を目指して

2005年8月、前代表の坂口は自宅アパートの一室で楽待株式会社を創業しました。翌年には主力事業である不動産投資プラットフォーム「楽待」の提供を開始。業界4番手からのスタートながら、2012年には業界シェアトップとなりました。

社員数も少なかった創業時

創業期は、新規事業に失敗したり、事業不振から2012年頃に社員が半数近く退職したりするなど、決して順風満帆ではありませんでした。しかし、それらの困難を乗り越え、2012年に業界トップになり、2015年2月に東証マザーズに上場し、翌年に東証一部に市場変更(現在は東証スタンダード市場)。東証マザーズに上場した際は従業員数が19名だったため、多くの方に驚かれました。そしてその後も成長を続け、創立20周年となる今年、過去最大の売上と利益を記録しました。

東証一部への市場変更時、当時の社員で撮影

ここまでお伝えすると、指揮を執ってきた坂口は「カリスマ経営者」に映るかもしれません。しかし、坂口は創業からずっと「経営者に依存しない組織」を目指してきました。

当社の必読図書であるジム・コリンズ著の『ビジョナリー・カンパニー2』には、「偉大な企業は経営者個人に依存せず、仕組みと文化によって持続する」という理念が書かれています。
この考えを当社は重視しており、坂口は以前から各部長に権限を積極的に移譲し、安定的に業績を成長できる体制を整えてきました。その結果、創立20期目の決算では過去最高の業績となり、このタイミングで新しい社長にバトンを渡すことを決めました。

社内からの抜擢、新卒1期生が新しい社長に

新たに代表取締役社長となる藤江についてもご紹介します。

藤江は、2011年4月入社の新卒1期生です。2011年の当社は、現在とは全く違い、新卒研修もなく、福利厚生も整備されておらず、事業もうまくいっていない、会社の雰囲気も良くない…そんな中での入社でした。
しかし、厳しい状況下でも藤江は営業として成果を上げ続け、入社4年目に営業部の部長となりました。入社8年目からはマーケティング部の部長として、新規事業の立ち上げや機能改善を推進し、楽待のYouTubeチャンネル登録者数100万人達成に貢献。楽待を不動産投資家にとってなくてはならないサービスへと成長させました。

このような実績と信頼から、外部から新しい社長を招くのではなく、新卒1期生として当社の文化や事業を理解し、成長を牽引してきた藤江を社長に抜擢しました。

新体制となった楽待株式会社

新卒社員から2名が取締役に

また、代表取締役が交代しただけでなく、営業部部長と管理部部長の2名も新たに取締役に就任しました。管理部部長は、2015年に新卒入社した社員で、新卒4期生です。つまり、今回の刷新により、新卒社員から2名取締役に選任されました。当社は若手が成長できる環境を整えるとともに、長期的に貢献してきた社員にも責任あるポジションを託しています。

新しい体制となった楽待株式会社で、事業と自身の成長を目指していきたい方は、ぜひエントリーお願いします!

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