2020.09.03
ファーストロジック杯オール学生将棋大会の見学に行きました!
藤井聡太さんが「棋聖」と「王位」を奪取し、史上最年少で二冠となったことが話題になっていますね。以前にも増して、将棋のニュースを聞くことが多くなりました。
当社でも2017年から、仕事の中で「将棋」に触れることが増えました。なぜかというと、2017年から日本将棋連盟主催の「オール学生将棋選手権戦」という将棋大会に協賛しているからです!当社が将棋大会に協賛する理由は、以下の記事で触れていますのでご覧ください。https://www.rakumachi.jp/news/column/235720
大会は毎年夏に行っているのですが、今年は新型コロナウイルスの影響で中止になってしまいました。そこで、インターネット対局サイトを利用した「ファーストロジック杯全国オール学生オンライン将棋大会」として、史上初のオンライン形式で開催することになりました。
さらに新たな試みとして、決勝戦はYouTubeで生配信をすることに。生配信では大盤解説を担当するのは、「将棋の神」羽生善治さんの永遠のライバル森内俊之九段と、北尾まどか女流二段というビッグネーム。大会出場希望者は全国から集まり、抽選の結果126名が参加する大きな大会となりました。
将棋連盟の方から「生配信の見学にきませんか?」とお誘いいただいたので、生配信の会場である将棋会館に行ってきました!ここからは、ブログ筆者によるファーストロジック杯決勝戦生配信の裏側レポートになります。
東京都・千駄ヶ谷にある将棋会館です。「3月のライオン」を読んでいる方は、漫画の中で見たことがあるのではないでしょうか?将棋会館の玄関口にも、3月のライオンの主人公「桐山零」君がいます。
生配信を行う部屋に案内してもらいました。聞くところによると、将棋連盟が対局の生配信を行うのは初めてだったそうです。リハーサルなど入念な準備を行い、最終調整をしていました。
入念な準備を経て、生配信がいよいよ始まりました!学生最高峰を決める戦いは、最大同時視聴者数1150人と、多くの方が見守る中で行われました。生配信の画面には、かなり大きく当社の社名ロゴが表示されています。まさか、こんなに大きく表示されると思わず、一緒に見学をしていた社員と「主張が凄すぎませんか…?」と逆に心配になりました。
1時間半を超える大熱戦は、176手で和歌山北高校2年の楠本一斗さんが優勝しました!生配信ではチャットも大盛り上がり。一手指すごとにさまざまな意見や感想がとびかっていました。
途中、室内に元気なセミが乱入し、一瞬その場にいる全員が放送事故を覚悟しましたが(笑)、無事生配信も終了!約2時間立ちっぱなしで解説をしてくださった森内九段、北尾女流二段、本当にありがとうございました!
協賛活動を通じてさまざまな棋士の先生にお会いしますが、どの方も謙虚で、気さくで優しい方ばかりです。「ブログ用にお二人の写真を撮らせてください!」とお願いしたところ、快く応じていただきました!
超贅沢な時間を終えて帰ろうとしたら、将棋連盟の方が最後にお土産をくれました。藤井 聡太二冠の揮毫入りの扇子です。
ファーストロジックに入社したときは、将棋会館に出入りして、棋士の先生方とお話しできるようになるなんて思いもよらなかったなぁ…としみじみ思いつつ、電車に乗って帰りました。
決勝戦の様子は、日本将棋連盟様のYouTubeチャンネルで公開されています。個人的には、29分10秒でセミが対局室に乱入してきたところが見どころです。笑