2022.04.12
「賞与って、本当にもらえているんですか?」
就職活動を行っている中、賞与や給与の詳細は聞きにくいですよね。
学生の皆さんと面接をしていても賞与について質問する方はほとんどいません。
かくいう私も就職活動の時は人事の方に質問出来ず、口コミサイトなどで情報を探していました。
しかし、働く上でお金は大事です。
当社としては、待遇面を隠す事はしておりませんので、今回はブログ後半で賞与額についてもズバリ公開していきたいと思います!
そもそも賞与とはなにか?
労働基準法において、賞与は「定期または臨時に、原則として労働者の勤務成績に応じて支給されるものであって、その支給額が予め確定されていないものということ」とされています。
つまり、賞与の支給の有無や金額について法律上決まりはありません。
企業が自由に設定出来るからこそ、業績が好調な時には賞与を多くする事が出来ますし、業績不振な時には賞与を少なくする事もできます。
現にコロナ禍により、某大手航空会社では賞与の全額カットが行われています。大企業であっても利益が出ていなければ賞与は出せません。
大前提として賞与を支払うには企業として利益を出し続ける必要があります。
一般的には賞与ってどれくらいもらえるの?
当社の賞与額を公開する前に、一般的に賞与はどれくらいもらえているのかを見ていきましょう。
2021年5月に独立行政法人統計センターが公開した「賃金構造基本統計調査」の「年齢別賞与額」を見てみると、当社と同程度である従業員数(10~99名)の企業で、32歳・勤続年数6年の社員の場合、年間の賞与額は平均58.4万円でした。
年2回支給されている企業が大半だと思いますので、1回の賞与で29.2万円が支給されていると考えられます。
ファーストロジックの賞与額はどれくらい?
2024年3月の賞与支給額は、全社員平均で約75万円となりました。年に2回支給するため、単純計算すると年間の賞与額は約150万円になります。先ほど紹介した32歳の相場より2倍以上多くいただけています。
当社は現在創業19年目。完全無借金経営、営業利益率は50%以上と、おかげさまで大幅な利益を安定的に出し続けることができています。
また、2021年にはコロナ下にも関わらず賞与の増額を実施しました。これまで年間の賞与支給額は「月給×2カ月分」でしたが、2021年9月からは「月給×4カ月分」と倍に増やしています。
これにより、社員の平均年収も「555万円」から「634万円」に増加しました。
<平均年収「80万円増」、コロナ禍でも賃金アップできる理由とは?>
そしてもう少し細かい話をすると、当社は試用期間中の新入社員にも賞与を支給しており、賞与支給の1カ月前に入社した社員にも、在席した月数分の賞与を支給しています。入社して早々に賞与が出る企業は多くないと思います。
賞与額はどのように計算されているの?
当社の賞与は年2回で、1回の賞与につき月給2カ月分が基本となります。
ここでいう月給とは、職位に応じて毎月お支払いしている「基本給+固定残業手当」です。
例えば、募集要項で記載している新卒の1年目の給与で計算すると…
月給29万円(基本給23.5万円+固定残業手当5.5万円)× 2カ月 =58万円
1回の支給が58万円なので、年間の支給額は116万円となります。
そして、原則 2カ月分ではありますが、成果に応じて 2カ月以上にも以下にもなります。前回の実績では最大で2.3か月分支給された社員もおります。
ファーストロジックも賞与がもらえないときはあるの?
当社では2007年9月から賞与を支給しております。
業績が安定するまでは数万円の賞与しか支給出来ない事もありました。
しかし、これまで全く支給できなかった事はございません。
2007年当時、当社は創業2年目。ビジョンの達成はおろか、なかなか利益がでずに苦しんでいた時期でした。
そんな中、当社代表は毎年賞与の時期がきたという報道を見て、「当社の社員に『うちの会社はもらえないんだよな…』と思わせたくない」と思い、たとえ少額でも継続して賞与を支給し続けてきました。
現在では、求人票に【賞与年4ヶ月分】と記載しております。
これは具体的な数字を記載する事で「顧客に役立つサービスを提供し、利益を残し、社員に還元する」という代表の坂口の覚悟から、明確に記載しております。
賞与を貰った感想は?
子供が生まれ、住宅を購入した中でも貯金できるようになりました!
3月のボーナスでは家族と両親に軽井沢旅行をプレゼントしました。昨年子どもが生まれたのですが、遠方に住む両親に会わせることがなかなかできなかったので…。いつも支えてもらっている家族や両親に喜んでもらえる行事ができるくらい報酬がもらえるのはありがたいです。
必要なものを計画せずとも買えるようになりました
賞与の使い道は毎回明確には決めてません。その時に必要なものやほしい物を買っています。最近は健康のため、手料理にこだわるようになり、今回の賞与では冷蔵庫を買い換えました。
作り置きが出来るスペースが増えたり、何より野菜の持ちが良くなったりしたので、買い換えてよかったです。
賞与額については友人と少しだけ話題になった事がありましたが、賞与が多いか月給が多いかのどちらかが多かったです。友人の話を聞く限りでは、私は賞与も給与も同年代と比較して多くいただいていいるので、賞与をいただくたびに「もっともっと会社に貢献しないといけないな!」と思います。
◇
今回は、ファーストロジックの賞与についてご紹介しました!
賞与の他にも、さまざまな待遇改善を実施しています。例えば、こちらの記事で取り上げている「育休復帰し時短社員で活躍する社員にインタビュー!」など。
今後のブログでも、様々な待遇についても配信していく予定ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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