2024.06.28
営業から人事へ異動した期待の若手社員が語る「ジョブローテーション」の効果
部署やチームを異動して、新たな業務に挑戦する「ジョブローテーション」。当社を志望する学生からも、よくご質問いただくトピックです。
今回は、入社4年目で、最近営業部から人事チームに異動した社員にインタビュー。営業部時代に優秀な成績を収めた期待の若手社員が語る、リアルな体験談に注目です!ジョブローテーションを通じたスキルアップに興味がある人や、反対に不安に感じている人にとって参考になる内容だと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。
ジョブローテーションとは?
当社には営業や記者、映像クリエイター、エンジニア、人事、経理などさまざまな職種があります。ジョブローテーションでは、部署やチームを異動して、新たな職種にチャレンジすることができます。ちなみにファーストロジックには現在4つの部署があります。
(1)営業部:不動産会社に当社のサービス「楽待」を使ってもらうための営業活動を行う
(2)マーケティング部:大家さんに楽待を使ってもらうため、YouTube動画や記事などを制作する
(3)開発部:エンジニアやデザイナーが所属し、楽待のサイト・アプリを開発する
(4)管理部:人事や広報、経理、総務など会社運営に必要な業務全般を行う
ジョブローテーションを行う目的としては、以下の2つが挙げられます。
・全く違う職種を社員に経験してもらうことで、能力をさらに向上させること
・人に業務を依存させない(その人材にしかできない業務を作らない)こと
特定の人物に依存する業務があると、その人が休みをとりづらくなったり、もし退職をする場合に全く仕事が回らなくなる可能性があります。そういった事態を防ぐためにも、ジョブローテーションは有効だと考えています。
今月、異動したばかりの若手社員にインタビュー
ー最初に自己紹介をお願いします!
今月、営業部から管理部の人事チームに異動してきた、入社4年目のSです。趣味は競技ドッジボールで、大学生の時からずっと続けています。当社は土日祝日が休みなので、毎週ドッジボールの練習をして、自分が作ったチームで大会に出て楽しんでいます!
ー異動前の営業部では、どんな仕事をしていましたか?
最初に行っていたのは、「新規開拓」の営業です。入社して4カ月間の研修が終わると、メイン商品の売上責任者という立場を任せてもらいました。新入社員ながら任せていただいた理由としては、通常10日で終わらせる実践研修を5.5日という異例の速さで完了させた実績などを評価していただいたからです。
数カ月すると成果も出てきたので、年上の中途社員の教育にも携わるように。その後は、販売難易度の高い商品や、問い合わせを多く集めるための戦略構築なども担当していました。
入社3年目の夏にはチームを1つ任せてもらい、チーム全体の売上管理やマネジメント業務にも挑戦しました。
ージョブローテーションをすることになった経緯を教えてください
去年、当社の人事制度である「体験入部(※)」で、人事として1週間働いたことがきっかけです。体験入部では学生向けの会社説明会や面接などを行い、営業に戻ってからも継続していました。
そこで人材育成や採用に興味を持つようになり、自分としても人事の業務に挑戦してみたいと思うようになりました。会社としても人事担当を増やしたいというニーズがあり、私に人事経験を積ませるチャンスをくれたので、異動することになったというのが経緯です。
※体験入部とは
リスキリング(学び直し)を目的とした、当社独自の社内異動制度です。現在働いている部署とは別の部署で、新たな業務に挑戦できるというもので、社員の半数以上が実施しました。詳細はこちらのブログをお読みください。
営業と人事の二刀流から、ついに人事専任へ!
ー人事チームに異動してから2週間。今はどんな業務を任されていますか?
説明会の登壇や、面接対応をメインで行っています。そのほか、ファーストロジックが求人サイトに出す求人票の原稿も作成しています。また先ほどもお話した「体験入部」について、どの社員にどの業務を体験してもらうかの人選を任せていただきました。各部長に相談しながら、誰にどんな経験を積んでもらい、会社として成長していくのかを考えています。
入社4年目というタイミングで、会社にとって重要な制度を自分で考えて動かせるとは正直思っていなかったです。会社にとっても影響が大きく、責任のある仕事だと感じています。
ー営業部での経験が活きていると感じているところ、反対に経験がすぐ活かせず難しいと感じるところを教えてください
活きていると感じるのは「自分の視点で魅力を見つけて、相手に合わせて提案していく」ということです。営業は、楽待という商品を不動産会社に紹介する仕事ですが、人事はファーストロジックという会社の良い所を学生に知ってもらう仕事です。紹介するものが楽待という商品から会社に変わったものの、相手に合わせて、魅力を伝えていくという点では同じなので、経験が活かせていると感じます。
反対に難しく感じるのは「売り込むものの知名度が違うため、伝え方を工夫する必要がある」ということです。営業時代、楽待を知らない不動産会社は少ないため、すでに良いイメージを持ってもらっている段階で商談ができました。しかし、ファーストロジックは学生にとって採用面で有名な会社という訳ではなく、ゼロから紹介して魅力を感じてもらう必要があります。これは今までとは違う体験なので、まだまだ難しいなと感じています。
ー今はまだジョブローテーション直後ですが、今後はどんな業務に挑戦していきたいですか?
他の部署の業務も経験しながら、最終的には営業部に戻ってマネジメントをしたいと考えています。元々、営業部の頃にも幅広い業務を経験させてもらっていましたが、人事チームに配属されて、知っておくべきことの広がりを感じたり、色んな価値観に触れたりするようになりました。他部署の業務や考え方を学んだ上で、会社全体の視点を持って営業に戻り、マネージャーとしてより大きな成果を挙げていきたいと思っています。
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ジョブローテーションを決める3つの指標
ジョブローテーションをしてもらうかどうかは、以下の指標に沿って会社が判断しています。
(1)会社の状況…(例)会社として「営業体制を強化したい」というニーズがある
(2)本人の適性…(例)〇〇さんは、営業部でも活躍できる適性があると上司が判断する
(3)本人の希望…(例)打診された〇〇さんとしても「営業部」の仕事に興味がある
補足ですが、本人が「絶対に〇〇部には行きたくない」と思っていたら、それはおそらく適性が低いという可能性が高いです。会社にとっても本人にとってもメリットが薄いため、そうした異動は行わないようにしています。
反対に、本人が「〇〇部に行きたい」と希望していても、会社のニーズと合致していなければ異動が叶うとは限らないということです。
今回のSさんのように、会社の判断と本人の希望がマッチすれば、ジョブローテーションが実現します。当社には、一度もジョブローテーションをしたことがない人もいれば、何度もジョブローテーションを経験している人も混在しているという状況です。
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さらに詳しくインタビューを聞きたいという方は、こちらの動画でご確認いただけます!
ジョブローテーションを通じて成長したいという方は、ぜひエントリーをお願いします。