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2026.02.27

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戸辺誠七段と小山直希四段がダブル試験官! 第5回「将棋選考」を開催しました

2026年2月18日(水)、楽待恒例の採用イベントである「将棋選考」を開催しました!将棋選考は、対局を通じて人柄や思考のプロセスを多面的に見る、ユニークな選考イベントです。本ブログでは、将棋選考当日の様子をお伝えします!

応募数は過去最多!「師弟」によるダブル試験官

今回は初めて平日に開催しましたが、結果として過去最多となる19名もの方にご応募いただき、大学3年生から50代の方まで、幅広い層の方にご参加いただきました。

そして今回の試験官は、戸辺誠七段と、その弟子である小山直希四段という「師弟コンビ」でした。

プロ棋士2名による「ダブル試験官体制」であることや、試験官となる棋士については当日まで参加者に伏せられていました。当日、試験会場に戸辺先生だけでなく、小山先生も姿を現すと、驚いた表情を見せる方もいました。

戸辺先生はYouTubeチャンネルも開設されており、参加者の中には「いつも動画を見て勉強しています!」と話すファンの方も。憧れの先生を前に、緊張感の中にも嬉しそうな表情が混じります。

対局に先立ち、先生方からは「選考ではあるけれど、まずはこの場を楽しんで、いつもの自分の将棋を指してほしい。ぜひ、思いっきりぶつかってきてください」との力強い激励をいただきました。参加者の皆さんも、その言葉に深くうなずいていました。

真剣勝負で感じたプロ棋士のすごさ

対局は、棋士1名に対し参加者最大3名が同時に挑む「多面指し」かつ「平手」で行いました。対局開始前、先生方は駒を並べながら参加者一人ひとりに「どれくらい指していらっしゃるんですか?」「部活は将棋部ですか?」と、気さくにコミュニケーションをとっていました。

そして、いよいよ対局開始。一気に緊張感が高まり、将棋を指す音だけが対局場に流れます。

印象的だったのは、戸辺先生が両手を組みなおし、考え込んだ場面です。 対戦相手は、将棋アプリ「将棋ウォーズ」で八段の方。一瞬の隙を突いた鋭い踏み込みに、戸部先生の表情が一気に険しくなりました。

対局後、戸辺先生からは「少し甘い手を指したら、すぐに反応されて危なかった。正直驚きました」と感想がこぼれました。

対局が進むにつれ、会場の空気はさらに緊張感が増します。
今回の持ち時間は、プロ棋士・参加者ともに各20分です。時間を使い切ると、参加者は30秒、三面を同時に指す棋士は60秒の秒読みとなります。

終盤には戸辺先生、小山先生、そして参加者の皆さんの持ち時間がゼロに。複数の盤面から秒読みの電子音が重なり、1手ごとに極限の決断を迫られる状況となりました。

結果はプロ棋士側の全勝。やはりプロの壁は厚く、高いものでした。
しかし、勝敗だけで合否は決まりません。対局の内容や挑む姿勢を総合的に評価し、今回は7名の方が次の選考に進むことになりました。

何を見て合否を決めているのか?

「将棋が強くないと受からないのですか?」という質問をよくいただきますが、勝敗は合否の絶対条件ではありません。

私たちが盤面を通じて見ていたのは、論理的思考力や対局への姿勢、粘り強さなどです。「勝ったか負けたか」という結果よりも、「なぜその手を指したのか」という思考を大切にしています。
たとえば、不利な局面でも「なんとなく」の直感やその場のノリに逃げず、自分なりの根拠を持って一手を選び抜こうとする姿勢。あるいは、形勢が悪くなった時に焦って投げ出すのではなく、「今この瞬間にできる最善は何か?」を淡々と探し続けられるかどうか、といった点です。

また、ある参加者は負けてしまった後の感想戦で「あの場面、別の選択肢もありましたよね」と即座に自らの敗因を分析していました。自分のミスを事実として受け入れ、すぐに次への学びに変えていく柔軟な姿勢こそが、私たちが仕事をする上で大切にしている姿勢です。

今回試験官を務めてくださった戸辺誠七段(左)と小山直希四段(右)

大会を終えて

対局後、参加者の方からは多くの感想をいただきました。「自分の実力を出し切れて満足です」という声がある一方で、「緊張で頭が真っ白になり、いつも通りの指し方ができなかった」と、選考という場ならではの緊張感を語ってくれた方もいました。
プロの先生に平手で挑み、その場でフィードバックをもらう。その贅沢な経験が、単なる合否以上の「気づき」に繋がっていれば幸いです。

将棋選考は、私たちが大切にする「論理的思考力」を体現するイベントです。 当社では今後も将棋選考を実施する予定です。皆様からの挑戦を心よりお待ちしています!

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