開発部・2021年中途入社 Sさん

自ら手を動かし、チームも動かす「二刀流」で成長できる環境

「自分の手で開発する面白さも、チームで成果を出す喜びも、どちらも手に入れたい」
そう語るのは、2021年に入社したSさん。
2024年9月に課長代理、2025年9月には課長へ昇進しました。
プレイヤーとして開発の最前線に立ちつつ、マネージャーとしてチーム育成や評価も担う「二刀流」で活躍しています。
今回はSさんに、現在の業務や印象に残っているプロジェクト、そして楽待で働く魅力を聞きました。

現在の担当業務を教えてください
開発部にてエンジニアとして、マネジメントと開発を兼任しています。
チームでは3名のメンバーのマネジメントをしており、目標設定、評価、進捗管理、相談対応などを担当。プレイヤーとしては「楽待」のWebとアプリ双方の機能開発に携わり、要件定義から実装、運用まで一貫して担当しています。
現在の業務の中で、大変だと感じる点を教えてください
一番の難しさは、プレイヤーとマネージャーの両立です。
自分の開発を進めながら、課長として3名のメンバーの状況にも常に気を配る必要があります。メンバーのタスクの進捗状況を把握し、つまづくポイントを考えながら日々気を配るよう心がけています。特に新卒メンバーの場合、過去に使ったことのあるツールであっても、当社の開発環境やシステム構成の中では仕組みが異なるため、全体像が見えず「どう進めたらいいか分からない」と戸惑う場面がよくあります。最初の頃は、自分の中で当たり前になっていた知識や仕組みをそのまま前提にして話してしまい、うまく伝わらないこともありました。今は初めて行うプロジェクトに関しては「どこまで理解できているか」をすり合わせたうえで、相手に合わせた説明を意識するようにしています。
印象に残っている仕事はありますか?
2024年6月から10月にかけての社名変更のプロジェクトが特に印象に残っています。
当社は2024年10月に「株式会社ファーストロジック」から「楽待株式会社」に社名を変更をしました。私は開発領域のメイン担当として、システム全体における名称変更対応のリーダーを務めることに。メールアドレスのドメイン変更や、社内外で利用している各種サービスでの切り替えなど、広範囲にわたる変更でした。
また、当社では前例のない取り組みだったため、影響範囲の洗い出しから関係各所との調整まで、ひとつひとつ丁寧に対応する必要がありました。
やり直しがきかない作業も多く不安はありましたが、先輩や他部署の協力を得て無事に完遂できたことは、大きな自信になったと感じています。
部長からも「トラブルなく終えられてよかった」と評価をいただき、達成感の大きいプロジェクトでした。

開発環境について、こだわって使用しているものはありますか?
エンジニア御用達のキーボード「HHKB」を愛用しています。
先輩が使っているのを見て「かっこいいな」と思い、初めての賞与で購入してからずっと使っています。
打鍵感がよく、長時間の作業でもストレスなく使えるので気に入っています。
エンジニアとして、楽待で働く魅力は何だと思いますか?
自分の意見や提案を実現しやすい環境が魅力だと思います。
当社は新技術の導入や改善提案に前向きで、常にチャレンジできる環境があります。
例えば、アクセス解析やユーザー行動分析に使うBigQueryのように、コストが比較的かかるツールでも、必要性を丁寧に上長へ提案すれば導入が認められます。こうした判断ができるのは、会社が十分な利益を出していて、将来への投資を惜しまない姿勢があるからだと思います。

また、事業の収益が安定しているため、安心して長く働けるのも大きなポイントです。日々の開発に集中しながら、自分のスキルやチーム全体の成長に腰を据えて向き合える環境があります。
どんな人が楽待に向いていると思いますか?
「もっと良くできるのでは」と常に考え、自分で課題を見つけて動ける人です。受け身ではなく主体的に行動できる方と一緒に働きたいですし、そういう方が当社で大きく成長できると思います。