営業・エンジニアを経て経理へ。
視座を高め続ける社員の挑戦
そう語るのは、営業、エンジニア、そして現在は経理と、ジョブローテーションを経験しキャリアを重ねてきたYさん。
未経験職種への異動や産休・育休を経て、どのように働き、変化していったのか。現在の仕事のやりがいや、当社に合いそうな人物について聞きました!

入社時は営業部でしたが、その年の9月に開発部に異動となりました。正直なところ、開発経験があったわけではなかったので、「本当に開発部として戦力になれるのか?」という不安はありました。
しかし、先輩方が気にかけて丁寧に教えてくださり、分かりやすいマイルストーンを設定してくれたおかげで、少しずつエンジニアとして成長することができました。
開発部では主にテストや品質保証(QA)に関わる業務を担当し、長年チームリーダーも務めたことで自分の得意分野を確立できたと感じています。
その後、入社から7年目で現在の経理課へ異動となりました。簿記を取得していたわけではなく、経理ももちろん初めての業務でしたが、現在は日々の経理業務や月次決算など、会社のお金の根幹に関わる業務に携わっています。
経理の仕事は、会社全体を俯瞰して見ることができます。「どこの部署が、何に、どのように力を入れているか」を、数字を通して知ることができます。
例えば、営業部の宣伝広告費がいつもより増えているのを見た時、単に「経費が増えた」とは思いません。
「今は新規獲得に力を入れている時期なのかな」「いつもと違うエリアにアプローチしているのかな」と、背景にある意図を考えるようになりました。
お金の動きを見ることで、会社が今どの地域や商品を伸ばしたいのかという戦略まで理解でき、営業と開発を経験したからこそ、以前よりも視座を一段高く持って仕事ができていると感じます。
もう一つの課題は「業務の効率化」です。一般的に経理は、領収書や請求書など紙ベースの処理が多く、IT化が難しいと言われています。実際に「もっと自動化したいけれど、日々の業務に追われて手が回らない」というジレンマを感じることもあります。
そこで活きているのが、元エンジニアとしての経験です。 配属されてすぐ、請求書データを自動化するツールの導入を提案しました。それまで手作業で行っていたアップロード作業を自動化することで、工数を削減でき、多くの社員から「作業が楽になりました!」と言っていただけたことが嬉しかったです。
「エンジニア×経理」という私の強みを活かし、今後もこうした業務改革には積極的に取り組んでいきたいです。
開発部にいた時は、技術系のサイトや書籍、メルマガを読み漁っていました。技術の進化は早いので、会社負担で購入できる書籍と、即時性の高いWEB情報を組み合わせてインプットしていました。
経理になってからは、簿記の勉強で基礎を固めつつ、日経新聞を読んだり、他社の決算説明資料を読む勉強会に参加したりして、ビジネス視点を養っています。
当社には「学ぶこと」を推奨する環境があるので、未経験の分野でも安心して知識を深められます。

産休前は、「休んでいる間に技術がどんどん進んで、復帰した時に仕事にならないのではないか」という不安がありました。実際、休み中は育児に追われ、正直なところ勉強などはあまりできませんでした。ただ、復帰してみると、主力事業自体が変わっているわけではないので、業務自体にはスムーズに戻ることができました。
大きく変わったのは働き方に対する意識です。出産前は遅くまで残って勉強することもありましたが、今は育児時短勤務をしているため、限られた時間の中で成果を出さなければなりません。だからこそ、「いかに無駄をなくし、効率的に進めるか」という意識が強くなり、結果として仕事の密度は上がったと感じています。
当社は新しい技術や考え方を柔軟に取り入れる社風なので、自らインプットを楽しめる人でないと、社内のスピード感についていくのが難しいかもしれません。また、部署間の壁がなく、連携して業務を進めることが多いのも特徴です。
印象に残っているのが、開発部時代の品質管理(QA)の仕事です。アプリのリリース前、お客様に届ける品質を守る「最後の砦」として、他部署の方と多くのやり取りをしていました。普通なら嫌がられそうなバグの報告や細かい仕様の相談でも、忙しい営業部の方々が嫌な顔一つせず、真剣に話を聞いてくれたんです。それどころか、業務効率化の相談にまでのってくれました。
こうした「協力し合う文化」が根付いているので、コミュニケーションを大切にしながら成長したい方には、これ以上ない環境だと思います。