2024.05.29
将棋の社会人大会「職団戦」にEクラスで参加してきました
先日、職域対抗団体将棋大会(以下、職団戦)に参加してきました! 職団戦とは、日本将棋連盟が主催する会社対抗の将棋大会です。同じ会社のメンバーで5人1組のチームを組んで参加します。
職団戦は、アマチュア将棋大会では最大規模を誇り、誰もが知っているような大企業から中小企業まで同じ会場で将棋を指して交流します。今回は392チーム、約1900人が参加されたそうで、当社が参加してからはおそらく最多だと思います。
前回の職団戦ではFクラスでベスト4に入ったので、今回は昇格してEクラスでの初参加です! ドキドキしながら参加した職団戦の様子をお届けします。
将棋好きが集まって練習
大会に参加するのは、社長、マーケティング部部長、広報担当、2022年新卒のエンジニア、2024年新卒の記者と、部署も年齢もさまざまな5人。日頃は将棋アプリの「将棋ウォーズ」などで練習している社員たちですが、大会前には集まって将棋の練習をしました。
練習会では、元奨励会員である2024年新卒のKさんが中心となり、社長や部長などの大先輩相手に将棋を教えています。先輩社員も「ここはどうしたらよかったのか教えてください!」と必死にアドバイスを求め、Kさんが丁寧に教えてくれます。
はじめて参加した2022年の秋大会と比べると、全員の棋力も上がった状態。気合十分で当日を迎えます。
アリーナ立川立飛に集合!
今回の一回戦目は「弁護士会東京(4)」さん。(4)というのは、弁護士会東京さんの4チーム目だということを指しています。
Eクラスは対局時間50分で、終わらなかった場合は30秒の秒読みになります。前回・前々回と、チェスクロックの緊張感に悩まされたのでドキドキしていましたが、なんと主将のKさん以外の4人は秒読み前に敗北。Kさんのみが勝利し1-4で本戦1回戦敗退となったため、敗者慰安戦に挑みます。
休憩時間には、なんと対局中にも関わらず全員の盤面を見てくれていた主将のKさんから「桂馬を跳ねさせないほうがよかったと思います」や、初参加のメンバーには「しっかりと矢倉(将棋の守りの型の一種)が組めていましたね」と具体的なアドバイスがあり、「どうしたら対局中に4人分の盤面を見れるんだ…」と驚愕していました。
緊迫感が漂う敗者慰安戦
敗者慰安戦は本戦1回戦を敗退した企業同士の対決となります。我々の1回戦目は「ナカノ動画」さんです。相手の主将(と思われる方)が、Kさんを見て「将棋の強そうな人が歩いてくると思ったら私の対局相手とは…」と発言。
以前、プロ棋士の先生とコラボ動画を撮影した際に「将棋が強い人はオーラで分かります」と言われたことがありますが、本当にそうなんだと改めて思いました。
そして2局目がスタートし、Kさんがまずは1勝。指し回しで相手の方を圧倒していました。
Kさんの勝利に勇気づけられる中、次に社長が中飛車で快勝。しかし、エンジニアと広報の2名はあえなく敗退。2-2で、勝負の行方はマーケティング部長のFさんに託されました。
序盤優勢だったFさんですが、なんとまさかの詰み逃しで、相手の逆転勝利に。「これは悔しい…!」と頭を抱えるFさんですが、前大会よりも棋力の向上を感じる、充実した大会となりました。
会場の隣にあるららぽーとでみんなでご飯を食べて帰りました。ストレートで2回負けてしまったのは初参加のとき以来。非常に悔しい結果になりましたが、また勉強して秋大会に参加したいと思います!
社会人になっても将棋を楽しみたい方は、ぜひエントリーをお願いします。