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採用ウラ話

2022.05.11

人気職種「広報」の地味で大変なウラガワをご紹介します

以前「『楽待』を多くの方に届けたい、新しい広報担当を募集します」というブログを執筆しました、2014年新卒入社の広報担当のY.Bです。

最近は新卒採用向けの座談会に登壇することが多いのですが「今は広報の仕事をしています」と自己紹介で話すとき、「キラキラ職業」だと思われることが多いように感じます。

しかし、広報になってみて思うのは「全然キラキラしていない!」ということです。ファーストロジックの広報は一言でいうと「なんでも屋」。さまざまなジャンルのタスクを同時進行しつつ、日々地道な業務を行っています。

以前のブログはかなりカッコいい広報職の紹介ブログとなっていますが、今回は当社の広報職の泥臭い一面も紹介したいと思います。

広報になって大変だったこと3選

広報の主な仕事は「自社やサービスのことを多くの方に知ってもらうこと」です。それを代表する最も分かりやすい仕事がプレスリリースの作成やSNSの運用、メディアからの取材対応です。

しかし、これらの業務を行うにあたっても勉強しなければならないことがたくさんあります。以下では、広報になって特に大変だと思ったことを3つ選んでご紹介します。

1.新しく覚えることが多く、業務外で自習する必要がある
現在ファーストロジックで広報を務める筆者は、新卒で当社に入社したため、もちろん広報業務は未経験。そのため、広報になってからはさまざまなことを勉強しました。

・「広報職」という仕事について理解を深めるため雑誌や書籍を購入、セミナーに参加
・経済ニュースについて詳しくなるための勉強

→新聞やYouTubeを活用して勉強。理解を深めるため毎日気になった経済ニュースを社長に共有していました
・GoogleAnalyticsやGoogle広告など各種ツールの勉強
→広報施策の効果検証や現状分析、広告運用のために勉強が必要でした
・Adobe Premiere Proを使った動画編集
→広報では簡単な動画を作成することもあります。外注せずに自分で編集作業ができるようになりたかったため基本操作を中心に勉強しました
・インターネットにおける炎上対策や著作権など法律の勉強
→書籍を読み、事例を用いながら法務部門と勉強会を毎日行っていました

社内風景を撮影し、採用ブログやYouTubeチャンネルで公開します

そのほかにも、経済ニュースを深く理解するために「日本史」の勉強を改めてし直したり、社内コミュニケーションの活性化のために、組織内の心理的安全性に関する書籍を読んで勉強したりもしました。元々私が無知だったこともありますが、華々しい広報職の方々が土台として凄い量の勉強をしているのだと気付かされました。

他部署の業務を十分に把握し、他部署の部長や社員と円滑なコミュニケーションをとる必要がある
広報では「プレスリリース」といって、自社のサービスや業績について外部に公表する仕事があります。当社では社内SNSがあり、新しいサービスの開発や業績について自然と情報が集まる状態にはなっていますが、毎日多くの情報が共有されているため、チェックを怠ると重要な情報を見逃しそうになります。情報処理のスピードを上げるのは、慣れるまで時間がかかりました。

広報の仕事は1人で完結することが少なく、さまざまな社員と日々相談しています

また、プレスリリースを書くにあたってはサービスを開発する背景や、サービスを提供することによって、どんな人に・どのように役立つのかを知らないと文章を書くことができません。そのため、自社サービスについて深く理解する必要があります。

当社は「楽待」という不動産投資ポータルサイトだけでなく、「楽待新聞」という不動産投資のWEBメディアやYouTubeチャンネル「不動産投資の楽待」でほぼ毎日新しい情報が発信されています。それらを日々チェックして、広報以外でどのようなことを発信しているのかも把握するようにしています。

3.新規営業のような仕事もある
私は営業出身のため抵抗はありませんでしたが、いわゆる「新規営業」みたいな仕事もあります。営業をかける先は主にメディアです。誰もが知っている有名企業であれば、ただプレスリリースを出しただけでも多くのメディアが取り上げてもらえると思います。しかし、当社は一般の方にとって認知度が高いサービスでは有りません。プレスリリースを出しただけでは、それで終わりになってしまいます。

そのため、プレスリリースを出す際はさまざまなメディアの記者に連絡し、記事にしてもらえないか掛け合います。私が広報になる前までメディア対応を数年間していなかったため、着任したときは連絡できる記者の方がおらず、過去にやりとりをした方を片っ端からあたり、担当者とつないでもらうところからスタートしました。もちろん連絡しても相手にされないこともありましたが、少しずつ「不動産投資に関する取材なら楽待さんにしようかな」と思ってもらえるようになってきました。しかし、まだまだ経済紙やテレビなどのメディアとの関係性は弱いため、今後も営業を頑張らないといけないなと考えています。

さまざまなスキルが必要な広報業務

私は新卒として2014年に入社し、営業を約5年、人事と記者職をそれぞれ約1年ずつ経験してきました。対人コミュニケーションや自社サービスの知識を深めるのは営業部時代に教えていただき、人事では会社のことを深く理解しアウトプットすることを経験し、記者職では不動産投資業界への理解を深め、人に伝える文章の書き方を教わりました。

さまざまな部署で得た知識やスキルが、広報職で活かされていると、ひしひしと感じています。これまでの経験がなく、いきなり広報になっていたら、頭がパンクしていたでしょう。こうした私の経験からも、広報職の募集をみて入社いただいた方についても、初めは営業やマーケティングなどでじっくり基礎を学んでほしいと思っています。

大変な面もありますが、これまでやってこなかった新しいことにチャレンジできるのも広報職の楽しいところです。私もまだまだ勉強中のため、一緒に勉強を頑張り、広報施策を一緒に考えて実行してくれる仲間を探しています。

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