業務内容

2026.04.27

新卒社員 研修・教育

新入社員研修で、丸1日かけてAIを使い込む「AI研修」を実施しました

「新入社員研修」と聞いて、どんな内容を思い浮かべますか?
名刺の渡し方、電話応対といったビジネスマナーを学ぶ研修を想像する方が多いと思います。当社でも、ビジネスマナーを始めとした社会人の基礎を学ぶ研修を行っています。(研修全体の流れは、こちらのブログで詳しくご紹介しています)
こうした研修に加えて、2026年度から新たに導入したのが「AI研修」です。AIでどんなことができるのか、操作方法などを覚えるだけでなく、実際に業務で使える感覚を掴むところまで、1日かけて取り組みました。
今回は、AI研修の内容や参加した新入社員の声をご紹介します。

講師である当社のAI推進室室長から講義を受ける新入社員

なぜ新入社員にAIに触れてもらうのか

当社では、社員全員にAIの有料アカウントを付与しています。
生産性を高めることで、社員が企画を考えたり、お客様と深く向き合ったりと、本当に力を注ぐべき仕事に集中できるようにするためです。

実際に社員は、AIを業務のなかで当たり前に使っています。時間のかかる議事録の整理や資料のたたき台作成、コードのレビューなど「困ったらまずAIに聞く」が日常になっています。
AI活用の効果を感じているからこそ、新入社員にも早い段階から同じ感覚を身につけてもらいたいと考え、今回の研修を企画しました。

使ったのは「Claude Code」

研修で使用したのは米Anthropic社が提供する「Claude Code」です。
チャットで対話するだけでなく、「こうしてほしい」と指示をすれば、資料やプログラムの作成、ファイルの書き換えといった作業そのものをAIが代わりに進めてくれるのが特徴です。当社社員が普段から使っているこのClaude Codeを、入社したばかりの新入社員にも実際に触ってもらいました。

AI研修で取り組んだこと

研修は丸1日かけて実施しました。当社のAI推進室室長が講師となり、AIへの適切な指示の出し方や、ChatGPTとClaude Codeの使い分けなど、基礎的な内容を1〜2時間ほど学び、残りはすべて実践に充てました。

取り組んだことの1つが、メモ管理アプリの「Obsidian」とClaude Codeを連携させた「タスク管理のAIツール」の自作です。AIに「今日やること」と伝えるだけで、タスクを集計して社内SNSへ自動投稿してくれる仕組みで、実際の業務をイメージしながら一人ひとりが挑戦しました。

最初は見慣れない画面に戸惑っていましたが、指示を打ち込むたびにAIがファイルを書き換えていく様子を見て、「AIを活用したらこんなことまでできるんですね!」という驚きの声が上がっていました。

ほかにも「上司からこのような指示をもらったら、AIでどう解決するか」を考える実践演習や、よく使う指示をAIに覚えさせておく「スキル」の作り方など、実務に直結する内容を学びました。

AI研修を終えた新入社員の声

研修を終えて営業部に配属されたOさんに、率直な感想を聞きました。

「やってよかった、というのが一番の感想です。先輩社員からは『AI活用は今後必ず必要になるスキルだけど、業務が忙しくなるとつい後回しになりがち』と聞いていたので、最初の研修でしっかり学べたのはありがたかったです。これまでは、大学のレポート作成をする際に、レビューやアドバイスをもらう『壁打ち』のような使い方をしていましたが、Claude Codeは実際に作業を進めて完成物まで仕上げてくれます。研修を経て、AIと一緒に仕事をするという感覚を理解できました。」

Oさんは配属後もさっそくAIを使い、資料作成や商談の準備などに役立てているそうです。

会社として提供したいのは「ツール」ではなく「自走する力」

AI関連のツールは数ヶ月単位で状況が変わります。今はClaude Codeが最適でも、半年後には別のツールが主力になっているかもしれません。

だからこそ、当社では特定のツールの使い方だけ教え込むことはしません。大切なのは、新しいものが出てきたときに、自分で触って、より良い技術を選ぶ「自走できる状態」をつくることだと考えています。

AIの有料アカウントを全社員に付与するのも、入社早々にAI研修をするのも、その環境整備の一環です。当社では、AIは「触ってもいい」ではなく「使うのが前提」です。

こうした変化を楽しみながら成長できる環境に興味を持っていただけた方のエントリーをお待ちしています!

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